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祖母の原爆体験記

今年の夏に帰省したとき、母が祖母の原爆体験記を読ませてくれた。

母方の祖父母は二人とも広島で教師をしていた人で、原爆が落ちた当時、
祖父は学童疎開の付き添いで田舎にいたが祖母は祖父の両親と
2歳になったばかりの母と共に市内に住んでいた。
幸いにも山の陰で原爆の直撃を受けずにすんだのだ。

孫である私たちが直接祖母の体験談を聞くことはなかったのだが、
祖母の当時の体験を小学校(避難所になっていたらしい)ごとにまとめた記録があり、
その中におさめられていた祖母の体験談を祖母の死後、祖父が別途冊子にしたものが
広島の叔母のところにあったのを送ってもらったのだという。

祖母は小柄で字がきれいで笑顔のおばあちゃんだったという印象しかないが
体験記も人柄がでている温かい文章だった。抑えた筆致で書いてある分、
祖母が見た修羅場はすごかったんだろうなぁ、と思わずにはいられなかった。

祖母のいた小学校はしばらくの間、親とはぐれた児童が集められて暮らしていたので
祖母はその子供たちの世話をしていた。子供たちが親や親戚に引き取られた後に
その子供たちとやりとりした手紙の内容もその中にあったのだが、
またこれが人柄のにじみ出る優しい文章で・・・。おばあちゃん、いい人だなぁ・・・。

修羅場を潜り抜けたからこその優しさなのかとも思うけれども、
当時の祖母は今の私よりも全然若かったはずだし、
我ながら自分の遺伝子の中の4分の1がこの祖母のものだとはとても信じられまへん。

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