この世でいちばん大事な「カネ」の話

この世でいちばん大事な「カネ」の話

いわずとしれた体当たり漫画家西原理恵子の「働くこと」に関するエッセイ

人生と働くことはかなりの部分で重なるところがああるので,生き方とも同じ。

私自身は西原さんのような環境で育ってはいないのですが,

(しかし女流漫画家って時々想像を絶する育ち方している人いますよね。
内田春菊とか)

子供は親を選べない以上,育つ環境もかなりの部分が選べないわけで
それを乗り越えて生きるとはどういうことか,というのがテーマかなぁ,と。

逆にいえば,一見,良い環境で育った人にもそれがゆえに考え方やものの見方が
偏っている人もいたりするわけで,それは目に見えない呪縛のようなものだなぁ,と。
あからさまに悪いものではないだけに,たぶんその人は一生それに気がつかないでしょう。
それが不幸かどうかは,私が判断するものではないしね。

・・・でも,きっと自分にもそういうものがある気がする。
MOTに来て,いろんな人と話をしてだいぶ変わってきたところもあると思うけれど
自分にはまだ見えてない自分の呪縛がいっぱいありそうだ。

西原さんのこの本には他にも
・「客観性をもつ」ことは自分なりのスタートに立つのに必要
・人は引き返せない生き物である
・手で触れられるカネと手で触れられないカネ

みたいに,いろいろ自分なりに響く言葉がありました。
違うときに読んだら違うところが響くんだろうな,という感じがビシビシします。
この本,手元においておくことにします。

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大型書店好き

本屋が好きです。それも大きければ大きいほど良いです。
見渡す限りの本とかに囲まれてるとうっとりしますね。図書館でも可。
(ただし,製本した学術雑誌の書架は除く。)←背表紙を眺めても楽しくない

新宿西口にあるコクーンタワーにはいっている BOOK1st に
この間初めて寄ってきました。

大きいー!本がいっぱいー!
品揃えもいいです!

コクーンタワーには医療系専門学校が入っているので
医療系の書籍も充実してます。

経営系の書籍もたくさんありました。
紀伊国屋より空いているのもうれしいです。
新宿から傘をささずに行けるし~。私の家には帰りも便利~。カフェも併設。

今度から時間つぶしに使えそうです。

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「理系の人々」

「オタリーマン」の作者が描いてる「理系なネタ」漫画です。

こういうのを読んでいるといつも思うけど,生物系はやっぱり理系じゃないなー。

基本的に,生物系の「理論」は膨大な事例のられつの上で,現象を制限する条件を組み合わせて範囲を限定して適用することを繰りかえすことなので。

おそらく社会科学と親和性が高いのもこのへんが理由かと。

そして,ミョーに社会科学がハイブリッドしたワタシはといえば

広告代理店で働く女性の仕事と恋愛を描いたマンガを読みながら

「最近,付き合い始めた彼氏との週末温泉旅行を,仕事を優先してキャンセルする」主人公にむかって

あ~,『計画におけるグレシャムの法則(※)』ですな,と思ったり,
※「悪貨は良貨を駆逐する」の計画版で「定型的業務は非定型業務を駆逐する」という法則

主人公の同僚が,独立のための充電期間と称しながら自分の部屋に居候している美容師の彼氏の浮気を見つけても,貸した独立資金700万のためか,プライドのためか別れられないうえに,さらには仕事まで投げてその彼氏を支援(追い詰め?)しようとしているのを見て

あ~,その700万,埋没費用(サンクコスト※2)だと考えたほうがいいのに,とか
※2 回収できない投下費用のこと

心の中でツッコミをいれているのでありました。

他には,「新鮮な腸が見つからなくて,つなぐたびに壊死」というのに対して,いやいや壊死って手術中にそんなにつぎつぎとなっていくもんじゃないから!とツッこんでましたが,こちらはどちらかというと,生物系として正統派なツッコミですな。

ちなみに,生物系っぽいネタその2 としては,

先日の生卵 ですね。結局,食べました(笑)。

卵で危険なのはSalmonella enteritidisによる食中毒。しかしサルモネラ菌の50%致死量はマウスでたしか10の6乗個(←菌の数)。人間だともっと多い。そしてサルモネラは耐熱性毒素は産生しないし,腸内で増殖しなければ大丈夫。最近,冷蔵庫の開閉回数は少ないし,温度が上がっている可能性もない。

よって,殻に破損がなくて卵自体が腐敗していなければ,加熱して食べても問題なし!

という結論を導いたからデス(笑)。
公衆衛生学的データに基づいたにリスク判断といえないこともない。

でも,サルモネラの食中毒は発症まで1日程度の時間がかかるので,食べたあともしばらくは安心できないんですけどね。

で,卵を食べたのは昨日の朝ですが。今のところぜんぜん平気です。

やった!勝った!!( ← と思うあたりは「理系の人々」っぽいカモ)

注:危なそうな食品を食べるときは自己責任でヨロシク

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「もやしもん」

このあいだ,いろいろなことが一段落ついたので
もやしもん」1~6巻を買って一気読みしました。

あはははは!この漫画おもしろーい!

じつは,この作者が私の出身大学(というか学部)の近くに住んでいるそうで
漫画で描かれている大学の雰囲気はうちの大学とかなり近いものがあります。
久しぶりに大学の空気を思い出しながら懐かしく読ませてもらいました。

具体的には収穫祭の描写が非常によく雰囲気を伝えています。
農場の収穫祭は学園祭と同時に開催されるのですが
うちの学園祭はほとんど地元の祭りと化してますもん。
(漫画ほど殺気だってはいませんが)

ちなみにうちの構内では馬は闊歩していますが
(春限定。馬術部の新入生勧誘活動の一環)豚や牛は歩いていません。
馬糞はときどき落っこちてます(笑)。

しかし,菌が見えたらほんとに便利だろうなぁ。
皮膚病の病原菌とか遺伝子組み換え済みの菌とか全部見えちゃうんですよねぇ。
ああ~,なんてうらやましいんだ。長谷川遙さんの気持ちがわかるぜ・・・。

水虫になる前に自分でわかっちゃうんだぞ!
インフルエンザだって自分で診断できちゃうんだぞ!!
一声かければ分離培養だってできちゃうんだぞ!!!

と思ったのに,某大手ビールメーカーの人にそういったら,
まったく賛同を得られませんでしたよ(涙)。
発酵技術で食ってるくせにぃ。。。。ぶつぶつ。。。

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「モテたい理由」

★さんのブログで紹介されていたので読んでみました。

女性誌に取り上げられる女性とその内容を指標として,女性をターゲットとしたマーケティングが女性の思想にまで影響しているだろいうということを思わせるエッセイ,かな。

内容に関してはほぼ同意ですね。やっぱそうだよね~,みたいな感じ。

全体をとおしてなかなか面白く読みましたが,この手の本でよくある「女は~である」というステレオタイプな表現は苦手です。たいていの場合,自分がそこに当てはまらないから(笑)。まあ,そのへんは(著者にとってはそうなのね)くらいで自分で読み替えますが,「男は~である」的な表現にあてはまらない男性も多数いるわけで,この本を読んだ男性諸氏が「女はこうなんだ」と思い込まないことを祈ります。

ちょっと面白かったのは「エビちゃん」こと蛯原友里が「カワイイ」以外の要素をもたない完全な「ドール」であるがゆえに,男女ともに欲望をぶつけやすい,という指摘でした。

なるほど。たしかにそうかも。

結局,女性誌は女性に消費させるための偶像を掲示しているだけであって,あれを読んで現実の女性の思考を推測するというのはそもそも間違ってますよ。女性にとってもあれは現実ではないのだ(笑)。

しかし,読んでいる間中,女性が行動原理としてしている(と著者がいう))恋愛資本主義あるいは恋愛至上主義みたいなものは,いったいなんなのかについてのほうが気になるのですが,それについては「発情装置」の方がくわしかったように思います。こちらはたぶん学術書の範疇かな? ひさしぶりに読み返そうかな~。連休だし。

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料理(本)好き

先日,京都で食べた精進料理がおいしかったので,精進料理教室とまではいかないまでも,精進料理の本を買ってみました。

関東と関西ではちょっと違うという噂だったので,関西のお寺のお坊さんが書いているものをチョイス。

禅寺のおばんざい」「禅寺のおばんざい 四季の膳

Dsc_3489 2冊買うな

この本,結構面白いです。写真のピントはたしかにイマイチですが。(というより絞り開放しすぎだと思われます。もう一段絞ってほしい。)

なんでも出汁で煮るわけじゃないんだ~

さつま芋は弱火で煮るのかぁ

こういう料理もあるんだ~

など,いろいろ発見がありました。

正直,野菜料理のレパートリーが少ないので,これでちょっと幅を広げたいと思います。今は料理しやすい野菜しか買わないので,年中同じ野菜ばっかり買ってて,野菜の旬とか全然気にかけてなかったもんなぁ・・・。

料理の手順も思ったほど難しくなさそうです。いや,説明が少ない分だけ危ないか・・・?(おもわず脳裏を「嫁のメシがまずい」の書き込みがよぎりますが)

ちなみに,うちにはコルドン・ブルーの菓子本(薄いヤツね)も2冊ありますが,この本でお菓子を作ったことは一度もない・・・・

ということに昨日,気がつきました(苦笑)

けっきょく,料理よりは料理本が好きなのか。

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面白すぎです

http://sabacurry.blog104.fc2.com/

いや~,面白かった。ひさびさにヒットです。

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「静かな大地」

ここのところ読んでいた池澤夏樹の「静かな大地」を読み終えました。

 北海道の開拓時代に日高地方で馬の育成を始めた人をモデルにした時代小説なのですが・・・なんていったらいいのかなぁ。

 厳しい環境の中で家族を思いやりつつ生きていく描写に胸が熱くなったり,自然は誰のものなのかと考えさせられたり。牧場を拓く前の自然の描写ではなぜか目頭が熱くなったりしちゃいました。もしかしてワタシ前世は北海道の開拓民だったりしたのかしら(なんじゃそりゃ)。

 ところどころアイヌの民話なども盛り込まれていて,小学生のころ読んだアイヌの民話を思い出しました。しかし世界中の神話の本のなかでもアイヌとかインディアンの民話の本は少なかったんだよねぇ。

 今回,物語のかなり早い段階で主人公(?)の最期を思わせる記述があったので,それを知りたいような,知りたくないような複雑な気持ちで読み進めていましたが,最期はやはり・・・(涙)・・・でした。電車で読んでたんじゃなくてよかった。

 なんだか,いろいろ感想があってまとまりませんが,主人公にはもっと幸せになってほしかった・・・。今度はハッピーエンドなお話が読みたいな・・・。

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司馬遼太郎は好きですか?

「司馬遼太郎は好きですか?」

というのはMOTのプレゼン講義を担当したJ先生のネタですが。

Dsc_2061 「坂の上の雲」全6巻

新装版まじりです。ははは。

おもわずヤフオクで旧装版のセット(1セットだけあるんだな,これが)を買いたくなりましたが,がまん。がまん。

「坂の上の雲」は来年あたり連続ドラマになるらしいですね。楽しみです。それまでにテレビデオ買い換えるか,HDDレコーダー買うことにします。

現在2巻のなかばですが,司馬遼太郎の文章は塩野七生さんに似てる気がします。逆かな,塩野さんの文章が司馬遼太郎に似ているんですかね。

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漫画三昧

今日は漫画をいくつか仕入れてきました。(笑)

まずは新規開拓。「ES」 惣領冬実

この人は初期の少女マンガ時代が苦手で敬遠していたのですが,Yahooで立ち読みしたらこれがなかなかどうして面白いじゃないか!http://comics.yahoo.co.jp/kodansha/sourixyo01/esu01/shoshi/shoshi_0001.html

どうしても続きが読みたくなり,漫画文庫の1巻を売っていた本屋で2巻まで買い(3巻があったら全巻大人買いしたのに!),帰宅途中の電車で読み,家までの途上にあるファミリーレストランで夕食もそこそこに読みふけりました。(いい大人がなにしてんだか)

いやー,他人の記憶を操作できる遺伝子操作人間の話なのですが,主人公が研究者で自分と立場が近いので,うっと身につまされるセリフもあり,なかなかグっときます。あ~,早く続きが読みた~い!

私は小説や漫画に熱中すると寝食を忘れますが,ひさびさにそんな感じのヒットです。

そして本日のもう一冊。

「秘密 トップシークレット3」 清水玲子

http://www.amazon.co.jp/%E7%A7%98%E5%AF%86-%E3%83%88%E3%83%83%E3%83%97%E3%83%BB%E3%82%B7%E3%83%BC%E3%82%AF%E3%83%AC%E3%83%83%E3%83%88-3-%E6%B8%85%E6%B0%B4-%E7%8E%B2%E5%AD%90/dp/459213236X/ref=pd_bbs_sr_1/503-4580723-2783113?ie=UTF8&s=books&qid=1172844367&sr=8-1

こちらは猟奇殺人がテーマになることの多いシリーズの第3作です。猟奇事件なんですが,いつも読後が切なくてねぇ・・・。

はからずもどちらも生物・医学系でベテラン漫画家のストーリー系漫画ですね。大人なので,やはりストーリーがしっかりした漫画でないと読まなくなりました(いや,大人は漫画よまないから)。

そういえば,このあいだ「のだめカンタービレ」を一気読みしましたが,なにか?

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